私たちは「会計は帳簿作成のためだけにするのではない」と考えています。
帳簿は結果的に作成されるものであって、本来、自社の経営状況を日々把握し、自社の体質と体力を
改善・強化するために、会計記録をつけるのです。
そのためには、正しい会計の実行と管理会計による管理が 大切です。
私たちはその観点からお客様の会計指導をいたします。
初期指導
正しい会計処理をしていただくために、私たちは「初期指導」が非常に重要だと考えています。
新しいお客様には懇切丁寧に、会計資料の整理法からご説明するとともに、時にはお客様にとっては
耳の痛いお話をさせていただくこともあります。
なお、新しい経理担当者が就かれた場合には、経理担当者教育もさせていただきます。
経営に役立つ会計
軌道に乗ってくれば帳簿作成から管理会計に視点を変えて、お客様の経営に役立つ会計へ移行して
ご指導します。
「経営に役立つ会計」とは、最終的には部門別会計の導入であり、予算管理と呼ばれる目標管理の
導入です。
『変動損益計算書』の考え方をベースに、貴社にとって正しい限界利益・達成利益・貢献利益・経常
利益という4つの利益概念が求められるように設定し、
1.自社の正味稼ぎ高はどうなのか?
2.部門別(利益源泉別)の稼ぎ高はどうなのか?
3.全社に対する貢献高はどうなのか? などが把握できるようにします。
自社の経営状況チェック
自社の経営状況が健全なのか、又はそうではないのかの判定は、前年比較であり、予算比較であり、
同業他社比較です。
比較期間も前年同期比較、前年同月比較、さらには移動合計(過去1年間)比較、前年同日比較など
さまざまな期間で確認することが重要です。
資金繰りチェック
現在のように変化が激しい経営環境下では、資金繰り管理が非常に大切です。
利益は出ているが、お金(資金)が足りない、いわゆる「黒字倒産」です。
そうならないためにも、経営状況のチェックのほかに、『資金管理』が非常に重要です。
私たちは、これらさまざまな観点からの会計処理が一元的に行える支援をし、お客様の強い会社作りに
貢献します。